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モデルの田中れいかってどんな人?生い立ちや現在の活動

2022年5月15日

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TBSのサンデーモーニングやNHKの日曜討論など、このところテレビで露出機会の多い田中れいかさん。

モデル、タレントであり社会運動家でもある田中れいかさんについて、その生い立ちや現在の活動をまとめてみました。

 

田中れいかのプロフィールと現在の活動

田中れいか(媒体によっては田中麗華)さんは、1995年12月に兄姉との3人兄弟の末っ子として東京都で生まれました。

7歳の時に両親が離婚し、その後18歳まで都内の児童養護施設で過ごしました。

保育士を志し奨学金で駒沢女子短期大学へ進学しましたが、学業とアルバイトの両立に苦戦し精神的に追い込まれて留年してしまます。

その後、東京都世田谷区の「せたがや若者フェアスタート事業」の支援を得て経済的な困難を克服することができ、保育士の資格を取得して卒業しました。

卒業後もフェアスタート事業の支援を受けながら念願だったモデルのレッスンを受け、2017年に21歳でモデルデビュー。

同年のミス・ユニバース茨城県大会で準優勝を飾ります。

これを機に、児童養護施設の理解の輪を広げる活動を本格的に始めました。

2020年4月、社会的養護専門 情報サイト「たすけあい」と、YouTube「社会的養護専門たすけあいch」を開設。

同年、児童養護施設や里親家庭から進学する子たちの受験費用をサポートする「一般社団法人ゆめさぽ」の設立に参加し、代表理事に就任しました。

2021年には「児童養護施設という私のおうち」(旬報社)の著作があります。

講演・メディア・SNS等を通して社会的養護を広く知らしめる活動や、児童養護施設出身者の支援に取り組んでいます。

 

田中れいなさんの主な受賞歴は以下のとおりです。

  • 2017年「ミス・ユニバース茨城県大会」準グランプリ・特別賞(桜川市長賞)
  • 2018年「第一回 世界青少年「志」プレゼンテーション大会」立志賞
  • 2021年「SAITAMA Smile Womenピッチ2021」ソーシャルビジネス賞

 

田中れいかは児童養護施設出身を公言

田中れいかさんは児童養護施設出身者(ケアリーバー)であることを公表し、広報や支援に積極的に参画しています。

ケアリーバーを社会的な弱者として同情をかうのではなく、理解・共感を得るための活動を進めています。

田中れいかさんの情報サイトやYouTube動画で顕著なのは、児童養護施設の紹介に明るくポジティブな姿勢が感じられることです。

児童養護施設は児童の「気の毒な」境遇に加えて、閉鎖された施設内での職員の不祥事などの報道もあり、とかくネガティブなイメージを伴いがちです。

しかし田中れいかさんの発信には、児童養護施設で育った経験者にしかできない、施設に世話になった感謝の気持ちが伺えるのです。

 

田中れいかの児童養護施設入所のいきさつ

田中れいかさんは、会社員の父親と、パート社員の母親、4歳上の姉、3歳上の兄との5人家族でした。

田中れいかさんが7歳の頃に両親の喧嘩が絶えなくなり、やがて母親は家を出て両親は離婚しました。

父親の怒りの矛先は残された3人の子供たちに向かいました。

父親の気に食わないときは「出ていけ」と怒鳴られ、団地の玄関先の廊下に立たされることもあったそうです。

そんなある日、お姉さんが洗い物をしていた時にシンクから水が溢れ、床が水浸しになってしまいました。

その後帰宅した父親が怒って「出て行け」と怒鳴られた時に、お姉さんはれいかさんを連れて、午前0時過ぎに交番に駆け込んだのだそうです。

一時保護された田中れいかさんは、その後東京都世田谷区の児童養護施設に入所することになります。

 

田中れいかの母との関係

田中れいかさんは、子供たちを残して家を出て行った当時の母親の心境を理解しているようで、現在は母親との関係は良好なようです。

モデルになるときも母親の支援があったといいます。

またミス・ユニバース茨城県大会に出場した際には、母親は応援に駆けつけてくれたそうです。

 

田中れいかはなぜミスユニバース茨城県大会に?

田中れいかさんは東京生まれで東京育ちです。

なぜミス・ユニバースの茨城県大会に出場したのでしょう。

その理由は、本人のホームページに記載がありました。

自分の姿を見て欲しくて、父親の住んでいる茨城県の大会に出たのだそうです。

しかし残念ながら、会場で父親の姿を見つけることはできませんでした。

いやわかんないですけど、もしかしたら目立たないように陰で見ていたかもしれませんが。

 

まとめ

SNSでは「原稿棒読み」とか「某隣国推し」などのコメントを目にしますが、新たに出てきた人には風当たりが強くなるものです。

世間は「これで潰れたらその程度」と面白がって攻撃的になる風潮がありますから。

しかし私は、まだ若いのに流されることなく前向きに頑張っている姿を応援したくなります。

以上、田中れいかさんの話題についてでした。

 

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