かつて葉たばこの名産地だった神奈川県秦野市で開催される秦野たばこ祭は、花火がそのフィナーレを飾ります。
本記事では、秦野たばこ祭の混雑状況や、できるだけ混雑を回避するための穴場、駐車場やアクセス方法について紹介します。
秦野たばこ祭に出かける際には、事前に情報をチェックしておきましょう。
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秦野たばこ祭花火大会の混雑状況は？
秦野たばこ祭の花火は、水無川沿いの仕掛け花火と、権現山の打ち上げ花火との2会場開催です。
例年約23万人もの観客で賑わいます。
2023年は9月24日(日)19:30~20:00の間に開催される予定です。
秦野たばこ祭花火：2023年9月24日（日）19:30～20:00（荒天時10月1日に延期）
仕掛け花火は桜橋から平成橋までの水無川河川敷で約500mもの長さのナイアガラが仕掛けられます。
また打ち上げ花火は権現山の展望台付近から約700発が打ち上げられます。
打ち上げ花火は権現山の上で打ち上げるため、市内のほぼ全域で観覧することができます。
これに対して仕掛け花火は水無川の会場付近に観客が集中するため、周囲は大変混雑します。
祭自体は昼間から開催されており市街地全体が多くの人で賑わいますが、17時頃からは水無川の桜橋から平成橋までの間に仕掛け花火目当ての人々が集まってきます。
市街地は午前中より順次交通規制が敷かれるため、クルマで仕掛け花火の会場付近まで接近するのは困難です。
秦野たばこ祭の混雑回避方法
仕掛け花火はどうしても水無川沿いでしか観ることができないため、穴場を探すのは困難です。
強いて挙げるなら、川の北側の水無川通り沿いよりも、南側の方が混雑度合いは低めです。
桜橋から平成橋までの約1kmの中央寄りにナイアガラが仕掛けられる可能性が高いので、場所を確保するならこの区間の中央部が良いでしょう。
ただし中央部から混んでいくので、16時頃には場所を確保しておきたいものです。
これに対して打ち上げ花火は、市内のいたるところから眺めることができます。
秦野たばこ祭の花火の時間は約30と短めなため、混雑する仕掛け花火は捨てて市街地の外から打ち上げ花火を眺めるという考え方もあります。
なお秦野たばこ祭では有料席の販売はありません。
穴場で観覧する
いくつかの穴場的なスポットをピックアップしてみます。
上智短期大学グラウンド脇
上智短期大学秦野グラウンドは打ち上げ場所から南へ2kmほどの高台にあり、視界を遮られることなく花火を楽しむことができます。
人が混み合うこともまずありません。
なでしこ運動広場
打ち上げ場所の南方約1kmほどのところにある運動公園です。
上でご紹介した上智短大グラウンドよりも打ち上げ場所に近く、花火を見上げるように楽しむことができます。
秦野たばこ祭の駐車場やアクセス方法
秦野たばこ祭の花火で最も賑わう水無川の仕掛け花火の会場は、秦野駅北口から徒歩数分のところにあります。
大会の臨時駐車場は3か所用意されます。
当日は午前のうちから順次交通規制が敷かれるため、クルマでの市街地接近は避けた方が無難です。
駐車場
臨時駐車場は、末広小学校・本町中学校・南中学校です。
それぞれ約300台の収容台数です。
市街地までいずれも徒歩10～20分程度あります。
市街地側の道は混雑するうえに交通規制が敷かれるため、これ以上クルマで仕掛け花火会場に近づくのは困難です。
臨時駐車場の利用可能時間は当日9:00～21:00ですが、できれば午前中のうちに入庫しておきたいところです。
利用料金は1日普通車500円 バイク200円です。
駐車場で問題なのは、大会当日は早めに行ったとしても入庫できる確証が無いということです。
そこで利用したいのが民間の駐車場予約サービスです。
混雑が予想されるイベントでは、帰宅のことを考えると敢えて会場から少し離れた駐車場を予約するのが妙手と言えます。
駐車場を求めてあたふたするとせっかくの行楽も興醒めです。
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公共交通機関でのアクセス
秦野たばこ祭の最寄り駅は小田急小田原線の秦野駅です。
秦野駅北口から徒歩2分ほどで水無川に突き当り、川沿いに西方向に遡ると数分で仕掛け花火の会場に着きます。
17時以降は秦野駅から水無川沿いの一帯は屋台も出て非常に混み合います。
通常は徒歩数分ですが、当日は混雑により倍以上の時間が掛かることもあり得ます。
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まとめ
秦野たばこ祭は打ち上げ花火と仕掛け花火の会場が異なります。
打ち上げ花火は山の上から打ち上げられるため、市内のほぼどこからでも観覧することが可能です。
これに対して仕掛け花火は水無川付近でしか観ることができないため、川沿いは大変混雑します。
道路や駐車場が混み合うことが予想されるため、できるだけ早い時間に到着したいものです。
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