埼玉県内の数ある花火大会の中でも、終戦後の復興を記念して開催されたことに由来する熊谷花火大会は最も歴史のある大会のひとつと言われています。
本記事では、熊谷花火大会の混雑状況や、できるだけ混雑を回避するための穴場、駐車場やアクセス方法について紹介します。
熊谷花火大会に出かける際には、事前に情報をチェックしておきましょう。
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目次
熊谷花火大会の混雑状況は?
熊谷花火大会はスターマインを中心に約1万発が打ち上げられます。
花火業者がスターマインの技術を競い合うコンクールや、個人や地元企業が提供するメッセージ花火など、見どころがたくさんです。
2024年は8月10日(土)19:00~21:00の間に開催される予定です。
熊谷花火大会:2024年8月10日(土)19:00~21:00(荒天時翌日順延)
打ち上げ場所は荒川大橋付近の荒川河畔です。
当日の夕方以降、JR熊谷駅から打ち上げ場所対岸にあたる大会会場までの一帯は屋台も立ち並び大変な混雑になります。
熊谷花火大会の混雑回避方法
熊谷花火大会の混雑を回避しゆったりと観覧するには、「有料席で観覧する」「至近の無料エリアで早めに場所取りをする」「穴場で観覧する」の3つの方法が考えられます。
有料席で観覧する
熊谷花火大会の有料席は打ち上げ場所の対岸、荒川河川敷のラグビー場とその周辺です。
打ち上げ場所のほぼ正面ですので、特等席と言えるでしょう。
有料席は以下のとおりに分類されています。
座席名 | 人数 | 料金 |
マス席 | 4名 | 36,000円 |
テーブル席 | 4名 | 28,000円 |
ブルーシート自由席 | 4名 | 16,000円 |
イス席 | 1名 | 6,000円 |
チケットは、熊谷市観光協会公式HP経由でチケットぴあ又はセブン・イレブン店頭でご購入下さい。
至近の無料エリアで場所取りをする
打ち上げ場所の対岸正面にあたる荒川北岸の河川敷は、ほぼ有料席のみになります。
無料で花火を観覧できる至近の場所としては「荒川公園」があります。
荒川北岸の土手のすぐ外側に位置し、場所取りの定番スポットとして人気です。
とにかく人気が高いので、場所取りは当日午前中のうちに済ませておくのが無難です。
荒川公園の場所取りが失敗してしまった場合、場所取りの敗者復活戦として河川敷のラグビー場があります。
当日16時以降、ラグビー場内が解放されます。
ただし、こちらは荒川公園以上の激戦になることが予想されますので、少し離れた穴場に切り替えるかどうか悩みどころではあります。
穴場で観覧する
打ち上げ場所の荒川対岸、正面の一帯は混雑しますが、正面から少しずらせばいくらでも観覧スポットはあります。
荒川沿いは見通しが良いため、王道の荒川沿いで少し打ち上げ場所から離れれば、敢えて遠方の穴場スポットを探さなくてもゆったりと花火の観覧が楽しめます。
ここでは荒川沿いの範囲で、いくつか穴場的なスポットをピックアップします。
村岡荒川緑地付近の河川敷
熊谷駅側の荒川北岸に比べて、南岸は打ち上げ場所に近い割に混雑が少なく狙い目です。
この界隈の道路は車両通行止めになりますので、徒歩での接近になります。
熊谷桜堤
荒川の北岸の土手は穴場とは言えないほどの定番スポットで、打ち上げ場所正面付近は大変混雑します。
しかし見晴らしの良い堤防は東方に延々と続いていまして、数百メートルから1キロほど移動すれば、混み合うことも無くゆったりと花火を楽しむことができます。
なおこの堤防の西側は、荒川大橋を越えると臨時駐車場の一帯のため人は多めです。
ですので、打ち上げ場所付近から人混みを避けて堤防を移動するのであれば、西側より東側がお勧めです。
久下荒川緑地付近
人混みを避けてゆったりのんびり花火鑑賞を楽しみたいのであれば、荒川の下流2kmほどのところにある久下荒川緑地の付近がお勧めです。
大迫力とまではいきませんが、花火はよく見えます。
熊谷花火大会の駐車場やアクセス方法
熊谷花火大会では臨時駐車場が数か所用意されますが、観覧会場のうち駐車場があるのは「伊勢崎オートレース場」だけですので注意してください。
また打ち上げ場所周辺の道路は当日17:30~21:15の間は大規模な交通規制が敷かれますので、観覧会場周辺は渋滞することが予想されます。
駐車場
荒川河川敷に、当日13:00から臨時駐車場が用意されます。
収容台数は約2,300台で、料金は1台2,000円です。
この他に数か所の駐車場が指定されています。
- 八木橋駐車場 19:00~22:00
- 熊谷地方庁舎駐車場 8:30~22:00
- イオン熊谷駐車場 19:00~22:00
- ティアラ21駐車場(有料)19:00~22:00
- 市営本町駐車場(有料) 7:00~24:00
- 熊谷市役所駐車場 17:15~22:30
多くがショッピング施設の駐車場であり、それらは花火大会の駐車場としては当日19:00以降しか使えません。
また19:00に入庫しようとしてもおそらく満車で入庫できません。
早めに入庫しショッピングをしていれば問題はありませんが、その場合は駐車場の無料時間を過ぎてしまうので有料での利用となります。
上記の指定駐車場はなるべく早めに入庫したいところですが、早めに到着したとしても必ず入庫できる確証はありません。
また指定の駐車場は大変混雑するため、帰りの出庫に時間が掛かることが予想されます。
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電車でのアクセス
熊谷花火大会の最寄駅はJR・秩父鉄道の熊谷駅で、南口から観覧会場まで徒歩5分程度です。
会場までは屋台も立ち並び混雑が予想されるため、早めに到着しておいた方が良いでしょう。
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まとめ
熊谷花火大会の観覧会場は、打ち上げ場所正面の対岸はほぼ有料席で埋まっています。
ただし、荒川の河川敷は見通しがよいため、土手や河川敷を少し移動すれば観覧に適した場所はたくさんあります。
なお河川敷の臨時駐車場は有料で、この他にショッピング施設の駐車場もありますが、無料時間に入庫しようとしても満車で入庫できないと思われます。
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