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藤波朱理の家族(父兄)は?主な経歴も!

2022年6月19日

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レスリング全日本選抜選手権の女子53キロ級で藤波朱理さんが優勝し、日本女子史上3人目となる100連勝を達成しました。

18歳にして既に世界選手権チャンピオンである藤波朱理さんの、プロフィールや家族についてまとめました。

 

藤波朱理の主な経歴

藤波 朱理(ふじなみ あかり)さんは、三重県四日市市出身の女子レスリング選手です。

2003年11月11日生まれで、身長は164㎝、体重は53㎏です。

4歳でレスリングを始め、四日市市立西朝明中学校1年でジュニアクイーンズカップ中学生の部40kg級で優勝しました。

中学3年でアジアカデット選手権とU15アジア選手権、世界カデット選手権を制します。

中学2年の時に全国中学生選手権44kg級の決勝で敗れますが、以後公式試合での負けはありません(2022年6月現在、国内外の16大会で連続優勝を更新中です)。

 

父・俊一さんがレスリング部監督を務める三重県立いなべ総合学園高等学校へ進み、1年の時にインターハイで優勝し、クリッパン女子国際大会カデットの部では3連覇を達成しました。

2年で全日本レスリング選手権大会に優勝し、3年でジュニアクイーンズカップジュニアの部で優勝、さらに全日本選抜選手権でも優勝を飾ります。

3年時の世界選手権では対戦相手に1ポイントも与えず、全試合をテクニカルフォール勝ちという圧倒的な強さで優勝しました。

レジェンド吉田沙保里さんよりも3歳若く世界を制覇したのです。

 

2022年4月には日体大に進学し、同大女子レスリング部のコーチに就任した父・俊一さんと2人暮らしです。

父子鷹が二人三脚でパリ五輪を目指す体制が整ったということですね。

入学直後のジュニアクイーンズカップジュニアの部で2連覇し、アジア選手権でも優勝、さらに全日本選抜選手権にも2連覇し、吉田沙保里さん、伊調馨さんに続いて史上3人目の100連勝を達成しました。

 

藤波朱理の家族

藤波朱理さんの父と兄も、レスリング界では名の知れた人物です。

 

藤波朱理の父

藤波朱理さんが若くして大成したのは、何といっても父・藤波俊一さんの指導に依るところが大きかったと言えるでしょう。

俊一さんの生年月日は確認できませんでしたが、過去の報道から2022年6月現在の年齢は56か57歳だと思われます。

三重県の桑名工高を経て日体大でレスリング選手として活躍し、国体で優勝するほどの実力者でした。

選手引退後は郷里三重県のいなべ総合学園のレスリング部監督として、同高のレスリングを全国トップクラスに引き上げました。

同高で指導していた朱理さんが日体大に進学したタイミングで、同大女子レスリング部のコーチに就任しました。

 

藤波朱理の兄

朱理さんの兄・藤波勇飛さんは1996年5月27日生まれの総合格闘家で、元レスリング選手です。

8歳の時に父・俊一さん主宰の「いなべレスリングクラブ」でレスリングを始めました。

小学5、6年で全国少年少女選手権に優勝し、西朝明中では全国中学選手権3連覇を果たしています。

俊一さんが監督を務めるいなべ総合学園高を経て、山梨学院大学、ジャパンビバレッジと進み、国内で一線級の活躍をしました。

2017年の世界選手権フリースタイル74kg級では銅メダルを獲得しています。

しかしオリンピックの代表争いにはもう一歩のところで敗れ、出場は叶いませんでした。

 

2021年3月31日付でジャパンビバレッジレスリング部を退部し、以後総合格闘技の選手に転身して活躍中です。

勇飛さんは山梨学院大学在学中に結婚し、一子がいます。

大学在学中に大学から勇飛さんへの支給金や預金通帳、印鑑、カードを監督が預かり、卒業後の返却を拒否したとの騒動が週刊誌で報道されました。

 

まとめ

藤波朱理さんは今回の全日本選抜選手権優勝により、昨年に続く世界選手権代表に選ばれました。

底を見せていない圧倒的な勢いがあります。

日本のレスリング界は何かとお騒がせな出来事が起こりますし、兄の勇飛さんもその渦中にありました。

上層部は根に持つことなく、この日本の宝を大事に育てて欲しいものです。

以上、藤波朱理さんのプロフィールや家族についてでした。

 

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