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不破聖衣来のプロフィールは?陸上界のふわちゃんの彼氏や故障も!

2022年6月13日

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女子の長距離陸上界のホープである拓殖大学の不破聖衣来さん。

小柄ながら伸びやかな走りで2021年にブレイクした新星です。

ところが2022年前半は故障で歩くことすらままならない状況だった模様です。

不破さんのプロフィールや故障について調べてみました。

 

不破聖衣来のプロフィール

不破聖衣来(ふわ せいら)さんは2003年3月25日、群馬県高崎市出身です。

身長154cm、体重37kgと小柄でスリムな体格ですが、平常時の心拍数は分30回程度とのこと。

成人の平均が60~80といわれ、アスリートでも40~50くらいと言いますから、30は驚異的です。

長距離走は筋肉ではなく心肺機能で走るものだということがよくわかります。

 

お姉さんの不破亜莉珠(ふわ ありす)さんも県を代表する陸上選手で、不破姉妹といえば群馬県では有名な存在です。

不破聖衣来さんは拓殖大学に入って彗星のように現れた印象がありますが、中学時代には既に国内の同年代で無敵の存在でした。

2年生でジュニア五輪B1500mで優勝し、3年生では全中1500mとジュニア五輪A3000mの2冠を達成します。

都道府県対抗女子駅伝では2年と3年で3区の連続区間賞を獲得しました。

群馬県の同世代のレベルは全国的に非常に高く県代表になるのも大変だったはずですが、不破さんは全国的にも飛び抜けた存在だったのです。

 

不破さんは中学を卒業すると、尊敬するお姉さんの背中を追うように高崎健康福祉大学高崎高等学校普通科アスリートコースに進みます。

ところが1年の後半に脛(すね)を故障し2年時はほとんど走ることができず、3年時はコロナ禍のため大会がことごとく中止になってしまいました。

よって高校時代の不破さんは3年生の後半まで目立った存在ではありませんでしたが、3年生の12月には5000mで高校ランキング1位となるタイムを出し、2月のU20日本選手権クロスカントリーでは圧勝しました。

大学でブレイクする予兆はあったわけです。

 

女子の有力な陸上選手は実業団に進むことが多いですが、不破さんは拓殖大学へ進学しました。

進路については悩んだそうです。

決め手となったのは五十嵐利治監督の熱意と、姉の亜莉珠さんと幼少の頃から親しい八田ももか主将の存在でした。

特に五十嵐監督からは、不破さんが高校1年の時に10ページ以上に渡る「大学4年間の育成計画」のプレゼンテーションを両親と陸上部顧問と共に受けていました。

 

2021年4月に拓殖大学国際学部国際学科国際スポーツコースに進学し、女子陸上部に所属してから快進撃が始まります。

5,000mを主戦場として、2位だった日本学生個人を除き関東インカレ、U20日本選手権、日本インカレに優勝。

2021年12月の関西実業団ディスタンストライアル10,000mで日本歴代2位、およびU20日本新記録、日本学生新記録を樹立しました。

2022年1月の全国女子駅伝では4区(4km)で13人のごぼう抜きを演じ区間新記録をマークしました。

 

不破さんはレース中に腕時計を装着しません。

1秒を気にしてリズムが狂うよりは、自分の感覚で走ることを大切にしているそうです。

要所で電光掲示板を確認することは可能でしょうけれども、体感速度が人並外れて正確なのでしょう。

 

不破聖衣来に彼氏はいるのか

不破さんは可愛らしいお嬢さんですから人気がありますし、彼氏がいてもおかしくはないですが、付き合っている男性の存在を確認することはできませんでした。

 

2021年11月の東日本女子駅伝の直後に、次のツイートを目にしました。

増田明美さんが放送中の解説で「ちゃんと彼氏もいますし…」と発言したように読めますが、私は駅伝の中継を見ていましたけど記憶にないんですよね。

どうやら増田さんが以前マラソンの中継で別の選手の彼氏情報をリークしたことがあったので、「その情報はもういりませんよ」と釘を刺すツイートだったようです。

だからと言って不破さんに彼氏がいないことにはなりませんが、いるかどうかは定かではありません。

 

不破聖衣来の故障

2022年4月17日、大学2年生初のレースだった日本学生個人選手権5000メートルで、不破さんは序盤から先頭集団に加わることなく12人中の最下位に沈みました。

そして世界選手権出場を賭けた5月の日本選手権10,000mを欠場します。

 

不破さんは同年1月の全国都道府県対抗女子駅伝の後故障していたのでした。

最初に座骨の痛みが2週間ほど続き、その後に右アキレス腱周囲炎と血行障害が発症しました。

3月末までは走るどころか歩行すら控えて治療に専念していたのです。

本格的な練習を再開したのは最下位に終わった日本学生個人選手権の6日前で、出場は本人の意思を尊重したものでした。

 

青山学院大学の原晋監督は、小柄な不破さんの走りを「車で例えるなら、軽自動車にスーパーカーのエンジンを搭載しているかのよう」と表現しています。

大学に進学して国内最高レベルの走りに進化していく中で、エンジン(心肺機能)にシャシー(足腰)がついていけなくなったのかもしれません。

五十嵐監督は「いろんな部分でも疲労が蓄積されて、今回の故障につながった」と言っています。

 

五十嵐監督は「この故障が(全て)マイナスかと言ったらそうではない。次につなげるのが大事」とも発言しています。

幸い故障は既に治っており、大会の不振や欠場は調整不足によるものですので、秋以降の復活は期待できるのではないかと思います。

 

まとめ

不破さんの走りを見ると、短距離走とは違って長距離走は筋骨隆々な人が速いわけではないことがよくわかります。

しかし速い走りに身体作りが追いつかないと、故障に繋がってしまうのですね。

パリ五輪では日本のエースとなり得る素材ですので、長い目で調整して欲しいものです。

以上、不破聖衣来さんのプロフィールや故障についてでした。

 

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