生活・社会

トレパク冤罪というもらい事故の恐怖!二次創作という不思議な世界で

2022年4月27日

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漫画の同人活動をしている人の投稿を目にしました。

自分の知らないうちに無実の罪を着せられていく恐ろしさに引き込まれてしまいました。

 

トレパク冤罪をふっかけられた話

見かけたのは、こなつさんという方の「トレパク冤罪をふっかけられた話」という投稿です。

 

私には意味のよくわからない言葉がいろいろ出てきますが、特に重要というか大前提として知っておかなければならないのが「二次創作」と「トレパク」です。

 

二次創作とは?

こなつさんは趣味として二次創作の同人活動をされています。

二次創作と模倣の違いが良く分からなかったので調べてみました。

原典となる創作物を利用して二次的に創作された、独自の漫画、小説、フィギュアやポスター、カードなどの派生作品を指す。
(中略)創作の元となる一次作品(原作)を持つことが共通項として挙げられる。
(中略)すなわち、一次作品(原作)が存在しそれを独創的に発展させたものでかつ原作者による監修を受けていないもの、が大まかに二次創作物と呼ばれている。

Wikipedia:「二次創作物」より

すなわち、二次創作は原典ありきだけど、派生なり発展なりの説明がつくもの、といった感じに理解しました。

 

トレパクとは?

次にトレパクです。

「トレース」と「パクリ(盗作)」を組み合わせ、略した造語。トレースを利用した悪質な盗作行為のこと。

ピクシブ百科事典:「トレパク」より

こなつさんの投稿の中に、2つの絵を重ね合わせて顔の各パーツの位置が一致するか検証する画像が出てきます。

重ね合わせて描いたらパクリになるし、重ね合わせて描かなくてもパーツの位置が一致したらトレパクを疑われる、ということなんですね。

 

二次創作物なら不可避では?

そもそもの話として、トレパクを疑われた絵は、原典に存在するキャラクターを「そのキャラクターだとわかるように」描いたものです。

似てないとダメなんですよね、きっと。

絵を描くのが上手な人が、よく研究したキャラクターを同じ角度で描いたら、ほぼ同じになるものではないでしょうか?

これが「よく似てるね」「上手だね」で済まないとなると、不可避な問題に思えてなりません。

 

ネットのもらい事故の恐怖

二つの絵は同じキャラクターなので似ているとは思いますが、重ね合わせたパーツの位置は一致していないように見えました。

目つきも違うように見えました。

AさんとXさんは同一人物ではという意見をSNSで目にしますが、そんな気もするけど確信は持てませんでした。

それよりも恐怖を感じたのは、もらい事故の嫌疑をかけられてブロックされたら、反論も申し開きもできないということです。

誤解なのか悪意なのかは分かりませんが、居心地の良かったコミュニティーの中で知らぬ間に孤立化していく様子が、まるでホラーのようでした。

二次創作の同人活動という特殊性はあるにせよ、思いもよらない濡れ衣を着せられる恐れはネットではどこでもありうることです。

特定のコミュニティーであれば、みな自分の立ち位置を確保するために、力のある方へなびくのはやむを得ないことでしょう。

 

まとめ

こなつさんが書いているように、やってない事の証明はとても難しいことです。

特に、身に覚えがないのに「100%明らかだ」と断定された場合においては。

私だったら、とてもこなつさんのように落ち着いて対処できないだろうと思います。

以上、「トレパク冤罪をふっかけられた話」についてでした。

 

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