2023年春、新宿歌舞伎町にオープンする予定の東急歌舞伎町タワー。
外装デザインは新進気鋭の建築家、永山祐子さんです。
そのプロフィールや代表作を探ります。
東急歌舞伎町タワーとは
「東急歌舞伎町タワー」は、東京・新宿のTOKYU MILANO跡地に建設中の、ホテル×エンタメ施設からなる超高層複合施設です。
事業主体は東急株式会社および株式会社東急レクリエーションで、竣工は2022年1月、開業は同年4月を予定しています。
地上48階、地下5階からなり、上層階はホテル、下層階はライブホールや劇場、シネコンなどで構成されます。
外装設計を担当したのは永⼭祐⼦建築設計です。
【News】永山祐子が外装デザインを手掛ける「東急歌舞伎町タワー」の施設詳細が発表。HPも公開。
オープンは2023年4月に。ライブホール:Zepp Shinjuku
劇場:THEATER MILANO-Za
シネコン:109シネマズプレミアム
ホテル:グルーヴ新宿
プレミアムホテル:BELLUSTAR TOKYOhttps://t.co/FDOitgbuZd pic.twitter.com/OZosh0phOt— japan-architects (@JapanArchitects) April 26, 2022
永山祐子のプロフィール
永山祐子建築設計を主宰する永山祐子さんは、1975年東京生まれです。
1998年 昭和女子大学生活科学部生活環境学科卒業(23歳)
1998年-2002年 青木淳建築計画事務所勤務
2002年 永山祐子建築設計設立 (27歳)
2006年 AR Awards(UK)「Highly Commended賞」ほか
2020年 武蔵野美術大学客員教授
建築事務所に4年間勤務した後、弱冠27歳で独立し永山祐子建築設計を設立しました。
プライベートでは、アーティストであるご主人の藤元明さんとの間に、小学生のお子さんが2人いらっしゃいます。
ドバイ万博の日本館も手掛ける
2020年ドバイ万博で展示部門の金賞を獲得し、圧倒的一番人気のパビリオンと言われた日本館。
永山祐子さんはこの日本館のデザインも手掛けています。
先日閉幕したドバイ万博。トップ10パビリオンで1位を獲得した日本館を手がけた建築家・永山祐子さんが、コロナ禍で取り組んできた建築プロジェクトやアートプロジェクトについて語ってくれたhttps://t.co/P1wfULqOZb pic.twitter.com/YvfaTQ1RPs
— Pen Magazine (@Pen_magazine) April 8, 2022
また、永山祐子さんは瀬戸内海の豊島にある横尾忠則の美術館、「豊島横尾館」の設計も手掛けています。
332. 「豊島横尾館」/永山裕子pic.twitter.com/44DnciZJHn
— BOT KENCHIKU🔴 (@BotKenchiku) December 10, 2021
業務外業務への参画
永山祐子さんは建築家として注目度抜群の存在ですが、その他に「業務外業務」という面白い活動に参画しています。
「“一角のヒト”が自分自身を“商品化”」というコンセプトで、本職の仕事とは違う商品を提供するというものです。
ここで永山祐子さんは、以下のような「商品」を出品しています。
- 大人のインターンシップ
- 商品開発
- アートセレクション
- ペットのおうち
- 茶話会(女子限定)
- ブレインストーミング
- 講演会
ちなみに、例えばブレインストーミングのお値段は、1.5時間で50,000円だすです。
安くはないですが、売れっ子ですからね。
まとめ
建築家としていまノリに乗っている永山祐子さん。
注目度の高い案件を次々に担っており、目が離せない存在です。
以上、2023年開業予定の東急歌舞伎町タワーを設計した永山祐子さんについてでした。