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W杯初の女性主審山下良美はどんな人?旦那や子供、経歴も

2022年5月20日

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サッカーのワールドカップ・カタール大会は2022年11月に開幕します。

5月19日、国際サッカー連盟(FIFA)は同大会の審判員129人を発表しました。

特筆すべきは主審候補36名の中に、史上初の女性主審が3名含まれていたことです。

そのうちのひとりが、日本人の山下良美氏でした。

FIFA審判委員長は「私たちの選定基準は『品質第一』」と述べています。

審判界の世界的なエリートと認められた山下氏は、いったいどんな人なのでしょう。

 

山下良美は結婚して子供はいるか

山下氏の家族構成は公表されておらず、また調査しましたが判明しませんでした。

結婚しているのか、子供がいるのかについては、分かり次第追記していきます。

生い立ちの中で後述しますが、サッカーを始めたのはお兄さんの影響だそうですので、お兄さんがいることだけは分かります

 

山下氏は普段はスポーツクラブでも勤務しています。

サッカーの審判、特に主審は選手と同等の走力を求められますので、毎日のようにトレーニングを欠かさないそうです。

スポーツクラブ勤務は、体力維持を目的としたものなのかもしれません。

ご自身の暮しは明かしていませんが、ストイックな生活を送っているのではないかと想像してしまいます。

 

山下良美の生い立ち

山下良美氏は1986年2月、東京都中野区の出身です。

幼少期に兄の影響でサッカーを楽しむようになり、地元のサッカースクールに参加していました。

東京都立西高校を卒業後、東京学芸大学に進学しています。

西高校といえば進学指導重点校に指定されており、都立屈指の進学校として知られています。

著名な卒業生はスポーツ界では元国際卓球連盟会長の荻村伊智朗氏(故人)がいますが、スポーツ界よりも、政治・経済・学術などの方面に多数輩出しています。

また東京学芸大学は教員を目指す学生が多い大学として有名で、著名な卒業生はやはり教育・研究の方面に顕著ですが、それ以外の方面にも多数輩出しています。

山下氏は大学在学中は女子サッカー部で活躍していました。

 

山下良美の審判歴

山下氏は今回のW杯主審に関する報道の直前、4月末に行われたアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)で大会史上初の女性主審を務めたばかりでした。

また5月16日に、一昨年から主審を務め同21日に開幕する「天皇杯第102回全日本サッカー選手権大会」の開幕記者会見に出席し「いつも通り変わらないレフェリングが大事」等の発言をしていました。

まさに飛び鳥を落とす勢いの山下氏ですが、どのような審判歴だったのでしょうか。

 

山下氏がサッカーの審判を目指すことになったきっかけは、大学の先輩で女子審判員の坊薗真琴氏に誘われて審判の大会に行ったことだそうです。

大学卒業後も社会人チームでプレーしながら腕を磨き、2012年に女子1級審判員の資格を取得しました。

その僅か3年後の2015年には、日本サッカー協会 (JFA) の推薦により国際サッカー連盟 (FIFA) の国際審判員に登録されています。

2016年、FIFA U-17女子ワールドカップ・ヨルダン大会に派遣されました(2018年ウルグアイ大会にも2大会連続で派遣)。

2019年、AFCカップでAFC主催男子大会で初めて女性審判団が担当した試合の主審を務めました。

同年、FIFA女子ワールドカップ・フランス大会の審判団に主審として選出されています。

同年12月には、男子社会人の試合を担当できる1級審判員に認定されました。

2021年、Jリーグ史上初の女性審判員に選ばれ、同年5月のJ3の試合で初めて主審を務めました。

2022年、AFCチャンピオンズリーグ2022 (ACL) で、ACL史上初の女性主審を務めています。

そして同年5月、FIFAワールドカップ・カタール大会の主審候補に、女性として初めて選出されたというのが今回の報道です。

 

まとめ

山下良美氏の家族構成は判明しませんでした。

山下氏はサッカー審判界の男女の垣根を取り払うパイオニアのような存在ですが、特にここ3年ほどの躍進が目覚ましいです。

男子W杯の審判に選出されるのは男性でも困難なことであり、快挙と言える出来事です。

今後は山下氏が、男女を問わず国際大会で笛を吹く姿を数多く目にすることになるでしょう。

以上、山下良美氏がW杯カタール大会の主審に選出された話題でした。

 

 

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