利根川大花火大会は、有名花火師4社の意地とプライドを賭けた競演を見ることができる熱い大会です。
本記事では、利根川大花火大会の混雑状況や、できるだけ混雑を回避するための穴場、駐車場やアクセス方法について紹介します。
利根川大花火大会に出かける際には、事前に情報をチェックしておきましょう。
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目次
利根川大花火大会の混雑状況は?
利根川大花火大会は暑さも和らぐ時期の9月中旬に、有名花火師4社が競演を繰り広げます。
打ち上げ総数3万発、打ち上げ時間120分と見応えのある大会として名高く、約20万人を集客するイベントです。
2024年は9月14日(土)18:30~20:30の間に開催される予定です。
利根川大花火大会:2024年9月14日(土)18:30~20:30(荒天時翌日へ順延)
打ち上げ場所は、利根川と江戸川の分岐点近く、境リバーサイドパーク対岸の河川敷です。
7~8月の花火大会は19時頃開始が多いですが、利根川大花火大会は18時スタートなので全体的に人の集まりが早く、注意が必要です。
しかも公共交通機関の便があまり良くないので、古河駅や東武動物公園駅でバス待ちの行列ができます。
そして会場付近は夕方から渋滞になり、バスが1時間以上かかることはザラです。
通常は「最寄り駅が混み始める17時までに」などとよく聞きますが、古河駅や東武動物公園駅に17時に到着したのでは、大会の開始時間にはまず間に合いません。
会場に16時に到着するつもりで、両駅には15時までに着いておきたいところです(東京駅から高速バスで向かう場合は、満席で乗れないことを考慮して昼頃には乗り場に着いておくのが無難です)。
利根川大花火大会は打ち上げ時間が120分間と長いです。
ですので、「途中からでも長く見られる」という意識が働くのか18時以降も観客は増え続けます。
境河岸から宮本町交差点あたりは河川敷に商店街の出店が立ち並んで混雑しますが、この辺りの観覧エリアは有料席しかありませんので、チケットを購入していないとここでは観覧できません。
利根川大花火大会の混雑回避方法
混雑を避けてゆったりと観覧したい場合は、「有料席で観覧する」「穴場で観覧する」の2つの方法が考えられます。
有料席で観覧する
利根川大花火大会では、有料席を販売しています。
有料席の種類は下表のとおりです(カメラマン席を除く)。
エリア | 席種 | 定員 | 料金 | 備考 |
境町側 | ラグジュアリー席 | 2名 | 80,000円 | |
プレミアムテーブル席 | 4名 | 60,000円 | ||
テーブル席 | 4名 | 40,000円 | ||
カメラ指定席 | 1名 | 15,000円 | ||
椅子席 | 1名 | 8,000円 | ||
赤エリア(一般席) | 1名 | 5,000円 | ||
関宿側 | 駐車場付きマス席 | 6名 | 60,000円 | |
駐車場付ペア椅子席 | 2名 | 30,000円 | ||
五霞町側 | Sスペシャル席 | 4名 | 90,000円 | |
Aボックス席 | 4名 | 40,000円 | ||
Bボックス席 | 4名 | 40,000円 | ||
Cペアシート | 2名 | 25,000円 | ||
Dマス席 | 4名 | 30,000円 | ||
E椅子席 | 1名 | 7,000円 | ||
Fカメラマン席 | 1名 | 15,000円 |
チケット購入方法は大会ホームページよりご確認ください。
穴場で観覧する
打ち上げ場所から多少離れていても、混雑を回避できて比較的ゆったり観覧できる穴場的なスポットをいくつかご紹介します。
人混みを避けてゆったり観覧するには、人の多い境側よりも関宿側の方がお勧めです。
利根川レクリエーション公園
利根川と江戸川の分岐に近い河川敷に広がる公園です。
打ち上げ場所に近く見通しも良いため、大迫力の花火が楽しめます。
ごかみずべ公園
打ち上げ場所より1km強のところにある、元々湿地帯だった場所に造られた多目的広場です。
打ち上げ場所の方角は平たんで、上空の視界を遮る建物はありません。
ゆったり花火を観覧するのに適しています。
情報・防災ステーションごか
有事の際の防災拠点として作られた施設ですが、平常時には近隣を走るサイクリスト等の休憩所として開放されています。
打ち上げ場所から近く、視界も良好です。
境大橋付近の土手
利根川の土手の上は見晴らしがよく、境大橋付近から打ち上げ場所まではよく見通せます。
利根川の対岸ほぼ正面に大会のメイン会場の賑わいを傍観する形の場所です。
圏央道利根川高架橋付近の土手
打ち上げ場所の上流1kmほどに位置する土手の上です。
ここも比較的静かな上に打ち上げ場所まで見通しが良いため、穴場としてお勧めできます。
利根川大花火大会の駐車場やアクセス方法
利根川大花火大会では、無料の臨時駐車場の用意はありません(過去はありました)。
16時より会場周辺は交通規制が敷かれ、付近の道は渋滞になる見込みです。
また公共交通機関によるアクセスは、徒歩圏内の駅はありませんので、駅からバスで来場することになります。
駐車場
利根川大花火大会では無料駐車場の用意はなく、「軒先パーキング」の特設サイトでの予約を呼び掛けています。
近隣居住者に駐車場提供を募集していますが、来場者数に対して絶対数が不足しているものと思われます。
特設サイトで駐車場を確保できなかった場合は、他にも駐車場予約サービスはあります。
好条件の駐車場を確保するには、複数のサービスを幅広く検索してみることがポイントです。
駐車場を求めてあたふたするとせっかくの行楽も興醒めです。
そこで重宝するのが駐車場の予約サービス。
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公共交通機関でのアクセス
会場まで徒歩圏内の駅はありませんので、公共交通機関は電車とバスを乗り継ぐことになります。
会場付近へ向かうバスは下記の4路線です。
- JR古河駅西口より朝日バス「境車庫行き」約30分、「宮本町」バス停下車 ※毎時1本程度
- 東武動物公園駅より朝日バス「境車庫行き」約40分、「境町〔河岸の駅さかい〕」バス停下車 ※毎時2本程度
- 東京駅八重洲南口よりJRバス関東(もしくは関東鉄道)「境町高速バスターミナル行き」約90分、終点「境町高速バスターミナル」下車 ※2時間に1本程度
- 王子駅よりJRバス関東(もしくは関東鉄道)「境町高速バスターミナル行き」約60分、終点「境町高速バスターミナル」下車 ※2時間に1本程度
また上記「有料席で鑑賞する」に記載のとおり、有料席購入者に限り「南栗橋駅 ⇔ 境車庫」間の臨時バス往復券を購入できます。
全体的に来場者数に対してバスの本数が不足しています。
バス乗り場に着いても満車で見送らざるを得ないことは十分考えられます。
遅くとも16時には会場付近に着くつもりで、早めの行動をお勧めします。
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まとめ
利根川大花火大会は、打ち上げ数、打ち上げ時間ともに北関東で有数のイベントです。
真夏の花火大会に比べて開始時間が早めですので、混むのも早めです。
クルマで向かう場合は駐車場の事前の確保、公共交通機関を使う場合は早めのバス停到着がポイントとなります。
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