あじさいの鑑賞スポットが点在する鎌倉の中で、明月院と並んでその筆頭格なのが長谷寺です。
しかしあじさいのピーク時の長谷寺は、混雑がハンパではありません。
このことを事前に知っているのといないのとでは大違いですよ。
本記事では、長谷寺のあじさいの見頃や混雑状況、駐車場やアクセス方法などについて紹介していきます。
鎌倉のあじさいを楽しむ際には、ぜひ参考にしてください。
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目次
長谷寺のあじさいの時期の混雑状況は?
長谷寺にはあじさいが約2,500株あります。
長谷寺のアジサイの特徴は、品種が約40種と多いことや花の色が多彩なことなどが挙げられ、「明月院ブルー」のヒメアジサイでほぼ統一された明月院とは違った景観が楽しめます。
あじさいの花の時期は5月下旬から7月上旬頃までですが、最盛期は6月中旬から下旬にかけてで、その頃の混雑は相当なものです。
長谷寺(鎌倉)のあじさいのピーク:6月中旬から下旬
あじさいの時期の参拝者は、「あじさい路」というあじさい鑑賞を楽しめる散策路に殺到します。
長谷寺では、あじさいの時期(※)のあじさい路の混雑を回避するために、拝観券とは別に「あじさい入場券」を販売しています。
(※)5分咲きから見頃終了まで。日程は1~2週間前に長谷寺のホームページで案内されます。
「拝観券」と「あじさい入場券」の価格は下記のとおりです(あじさい路に入らないのであれば「あじさい入場券」は不要)。
拝観券 | あじさい入場券 | |
---|---|---|
大人(中学生以上) | 400円 | 500円 |
小学生 | 200円 | 500円 |
なお「拝観券」と「あじさい入場券」の販売場所は異なります。
まず門前横の券売所で「拝観券」を購入して境内に進み、階段を上った先の観音堂入口で「あじさい入場券」を購入してあじさい路に入ります。
ただし、あじさい路が混雑していれば「あじさい入場券」の整理番号順に掲示板で案内されますので、自分の番号になるまでは入れません。
番号はおよそ15分ごとにカウントアップしていく感じで、土日の日中は2時間や3時間待ちなんてこともよくあります。
暇を持て余してしまうようなら、券をもって寺の外に一旦出ることも可能です。
長谷寺のあじさいの時期の混雑回避方法
長谷寺のあじさい鑑賞用に、「拝観・あじさい鑑賞セット券」という混雑回避の最強アイテムが登場しました。
このセット券についてと、従来通り混雑を避ける方法をご紹介します。
「拝観・あじさい鑑賞セット券」が最強!
あじさい路の有料期間開始の1~2週間前に、長谷寺ホームページで「拝観・あじさい鑑賞セット券」が発売になる予定です。
この「拝観・あじさい鑑賞セット券」は、日時指定のあじさい路優先入場券です。
指定日時限定ですが、購入したWebチケットのQRコードを門前で提示すれば、整理番号を待つことなく優先的にあじさい路に入ることができます。
「拝観・あじさい鑑賞セット券」の価格は次のとおりです。
- 大人900円(拝観券400円・あじさい鑑賞券500円)
- 小学生700円(拝観券200円・あじさい鑑賞券500円)
この金額は、当日拝観券とあじさい入場券を購入するのと変わりません。
2~3時間待ちの可能性を回避できるのですから、買わない手はありません。
新しいチケットであるこのセット券の存在が知られたら、大人気になること必至です。
日時ごとの販売数などは明らかにされていませんが、発売後早い段階で販売終了になる可能性があります。
訪問する日時を決めておいて、長谷寺のホームページを定期的にチェックし、発売を確認したらすぐにでも購入すべきです。
曜日と時間帯で混雑回避
「拝観・あじさい鑑賞セット券」が購入できない場合に、できるだけ混雑を回避する時間帯をご紹介します。
長谷寺の拝観時間は、通常は8:00~16:30(閉山17:00)ですが、4月~6月は8:00~17:00(閉山17:30)と夕方が30分延長になります。
平日の朝を狙う
あじさいのピーク時は平日も混みますが、それでも土日に比べればだいぶマシです。
平日に行けるのであれば、平日に行きましょう。
時間帯は10時前がお勧めです。
10時以降は平日といえども30分近い待ち時間になることもあります。
9時までに着いていれば、待ち時間は殆んど無いでしょう。
土日の早朝を狙う
平日に行けない場合は、土日の開門前を狙いましょう。
開門1時間前の7時頃に到着して、開門を待つことをお勧めします。
長谷寺の開門時刻はオフィシャルには8:00ですが、あじさいの時期は15分ほど前の7:45分頃に開門される可能性が高いです。
7時に行けば待ち時間は45分程度で済みますが、ここで待つ時間を惜しんでしまうと、あじさい路の前でもっと長い時間待たされることにもなりかねません。
遠方からの訪問の場合は、前泊する手もあります。
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夕方の閉門前に駆け込む
朝行くのが無理であれば、閉門間際を狙いましょう。
6月の入場可能時刻は17時までで、閉門は17:30です。
16:30以降であれば人混みはぐっと落ち着き、待ち時間はほぼありません。
あじさい鑑賞だけであれば、1時間あれば十分に廻ってくることが可能です。
7月に行く
朝も夕方も難しく、日中しか訪問できない場合は、時期をずらしましょう。
7月になれば、混雑はだいぶおさまります。
あじさいの咲き具合もまばらになりますが、そこは割り切っていきましょう。
梅雨が明けていなければ、人混みがあまり無くしっとりと落ち着いた雰囲気を楽しむことができるでしょう。
長谷寺の駐車場やアクセス方法
長谷寺付近の駐車場やアクセス方法についてご紹介します。
駐車場
長谷寺の駐車場は以下のとおりです。
- 普通車 30台 30分 350円
(バスについては省略します)
この駐車場は以下のような留意点があるため、利用は回避した方が無難です。
- 混雑状況に比べて台数が少ないこと
- 予約が不可なこと
- 16:30以降(4~6月は17:00以降)は出庫ができないこと
長谷寺付近には、中小規模の時間貸駐車場が点在しています。
しかしあじさいの時期は満車で停められない場合も多々ありますので、当日現地で探すのはリスクがありそうです。
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電車でのアクセス
長谷寺の最寄駅は、江ノ電の「長谷駅」です。
ここから徒歩約5分で長谷寺に到着します。
バスでのアクセス
江ノ電は普段とても雰囲気のある電車なのですが、あじさいの時期はかなり混雑します。
そこで、敢えて江ノ電を使わずにJR横須賀線の鎌倉駅からバスに乗るという手もあります。
長谷寺の最寄りのバス停は「長谷観音」です。
「長谷観音」バス停から長谷寺までは徒歩4分ほどです。
鎌倉駅から「長谷観音」バス停を通る便は多数出ています。
- 京浜急行バス:「江ノ島行き」「大仏前行き」「深沢経由大船行き」など
- 江ノ島電鉄バス:「藤沢駅行き」「長谷観音経由桔梗山行き」「長谷観音経由梶原」など
いずれも「長谷観音」バス停までの所要時間は10分程度ですが、道の混雑具合によって遅れることもあります。
鎌倉駅から歩く
急いでいなければ、JR鎌倉駅から長谷寺へ徒歩で向かうのもお勧めです。
20分程度で着きますので、十分に徒歩圏内です。
途中の由比ガ浜大通りはなかなか趣のある道なのですが、時々目にする趣のある老舗やお洒落なカフェなどについつい寄り道したくなります。
「拝観・あじさい鑑賞セット券」を入手済みで指定時間に余裕があるのなら良いですが、そうでなければ電車やバスで長谷寺への道を急いだ方が良さそうです。
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まとめ
鎌倉の長谷寺は、あじさいの時期は大変混みあいます。
混雑を回避してスムーズにあじさい路に入るには、「拝観・あじさい鑑賞セット券」の入手が最強であり、強くお勧めします。
セット券をお持ちでない場合は、当日なるべく早い時間の始動がカギになります。
混雑必至の人気スポットですので、事前の情報把握を抜かりなく、スムーズなあじさい鑑賞を楽しみましょう。
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