この記事でわかること
- おもちゃサブスクの衛生面は安心できるの?
- おもちゃサブスク主要各社はどんな方法で洗浄してるの?
※ 当サイトでは、定額制おもちゃレンタルサービスの総称を『おもちゃサブスク』と呼び、株式会社ADrimが運営する特定のサービス名『おもちゃのサブスク』と区別しています。


誰が使ったのかわからないおもちゃで遊ばせるのが不安な方は多いようです。
今回は、おもちゃサブスク各社がどんな衛生面の対策をとっているのか見ていきたいと思います。
目次
おもちゃサブスクの衛生面に関するみんなの感情
乳幼児のおもちゃは手で触るだけでなく口に持っていくものです。
そのようなものをレンタルすることに抵抗感がある方は多いようです。
クラウドソーシングのサイトで「おもちゃサブスクをやらない理由」のアンケートを取った結果、「衛生面の不安」が第一位でした。
>>おもちゃサブスクをやらない理由5選!でもそれみんな誤解かも?>>
子供の健康に直結する事項ですので、不安を感じたままでは利用できないのは当然です。
でも、現状をご存知ないから不安が残っているという面もあるかと思います。
おもちゃサブスク各社の洗浄方法
衛生面についておもちゃサブスクの主要6社がどのように対応しているのか一覧表にしてみました。
一言で言うと、各社とも神経質なまでに念入りに洗浄と除菌をしています。
サービス名称 | 洗浄方法 |
トイサブ! (Toysub!) ![]() |
【布製品】 ・ベビー石けんでの手洗いと乾燥。 ・アルコール消毒清拭クロス、洗浄クロスによる拭き上げ。 ・一部はクリーニング業者での清掃。 【木製品】 ・次亜塩素酸水「プロトクリン」で消毒。 【プラスチック製品】 ・電解水による付着物の除去。 ・アルコール消毒清拭クロスと洗浄クロスによる拭き上げ |
チャチャチャ (Cha Cha Cha) ![]() |
【布製品】 ・ベビー用の洗濯液体石鹸での手洗いと乾燥。 【木製品】 ・高温スチームによる熱処理殺菌と乾燥。 ・必要に応じて次亜塩素酸水による除菌。 【プラスチック製品】 ・電解水や真水による水洗い後、高温スチームによる熱処理殺菌。 ・消毒清拭での拭き上げと乾燥。 |
イクプル (IKUPLE) ![]() |
【布製品】 ・赤ちゃんの肌着等にも使用が可能な洗剤で洗浄。 【木製品】 ・エアブローやブラシによる汚れ落とし。 ・「A2care」による除菌。 【プラスチック製品】 ・水や洗剤によりしっかり丸洗い。 ・「A2care」による除菌。※洗浄後全てに殺菌処理機による紫外線殺菌処理。 |
アンドトイボックス (And TOYBOX) ![]() |
薬剤師の経営者が消毒・洗浄を監修。 【布製品】 ・専門のクリーニング業者にて洗浄、除菌、乾燥まで行っている。 【木製品・プラスチック製品】 ・素材に応じてアルコールや次亜塩素酸を用いた除菌剤(プロトリン・アクア)を使い分け。 |
おもちゃのサブスク |
【布製品】 ・口に入っても安全な石けんでの手洗いと十分な乾燥。 ・アルコール消毒清拭クロスと洗浄クロスで拭き上げと綿棒で付着物の排除。 【木製品】 ・口に入っても安全な石けんやアルコールで消毒。 【プラスチック製品】 ・アルコール消毒清拭クロスと洗浄クロスによる付着物の除去と拭き上げ。 |
キッズ・ラボラトリー (KIDS LABORATORY) ![]() |
【布製品】 ・界面活性剤や合成成分を含まない洗濯用液体石けんによる手洗い。 【木製品】 ・医療現場や介護施設で利用されている除菌水(プロトクリン・アクア)を使って丁寧に磨く。 【プラスチック製品】 ・電解水や真水による水洗い後、高温スチームでの熱処理をしてから、消毒清拭での拭き上げと乾燥。 |


具体的に主要6社がどのように対応しているのか見ていきましょう。
トイサブ!の洗浄方法
おもちゃサブスクのシェアNo.1のトイサブ!は、衛生面でも業界のスタンダードを確立する存在です。
おもちゃの材質によって最適な方法を研究のうえ対応しています。
布製のおもちゃについては、ベビー石けんで手洗いを行った後に乾燥しています。
丸洗いが難しいおもちゃはアルコール消毒清拭クロス、洗浄クロスでの拭き上げと付着物の排除をおこなっています。
また一部ではクリーニング業者に清掃を依頼しています。
木製のおもちゃは、食品の消毒にも使用されている次亜塩素酸水「プロトクリン」で消毒しています。
プラスチック製のおもちゃは、電解水を使用して付着物を除去し、アルコール消毒清拭クロスと洗浄クロスで拭き上げをおこなっています。
チャチャチャの洗浄方法
次にチャチャチャにおけるおもちゃの洗浄方法です。
布製のおもちゃは、ベビー用の洗濯液体石鹸で丁寧に手洗いした後、しっかりと乾燥させています。
木製のおもちゃは塗装の有無に気をつけて清掃作業を行っています。
スチームによる高温殺菌を行った後、乾燥させています。
また必要に応じて、次亜塩素酸水を用いた除菌水での除菌や、表面上の研磨なども対応しています。
プラスチック製のおもちゃは電解水や真水を使用しての水洗いが基本です。
その後、高温スチームで熱処理をしてからアルコール消毒清拭での拭き上げを行い、しっかりと乾燥させています。
イクプルの洗浄方法
イクプルの洗浄方法は次のとおりです。
エアブローやブラシなどを使用して汚れを落としていきますが、シンプルなプラスチックやシリコン、布のおもちゃは、水や洗剤でしっかり丸洗いをした後に自然乾燥を行っています。
布系のおもちゃに関しては、赤ちゃんの肌着等にも使用が可能な洗剤を使用しています。
洗浄後、木製やプラスチック製のおもちゃの消毒には、素材の劣化を防ぎ肌にも優しい除菌剤A2Care(要時生成型二酸化塩素水溶液)を柔らかい清潔な布に塗布し、一つ一つ丁寧に拭きあげていきます。
クリーニングの仕上げとして、全てのおもちゃに対し、殺菌処理機による紫外線殺菌処理を実施しています。
90秒間の紫外線照射で、素材に優しく、しっかり殺菌できるのが特徴となっています。
アンドトイボックスの洗浄方法
アンドトイボックスは、薬剤師である経営者が消毒・洗浄を監修しています。
衛生面の専門家が直接指導しているのは心強いですね。
木製品やプラスチック製品については、素材に応じてアルコールや次亜塩素酸を用いた除菌剤(プロトリン・アクア)を使い分けています。
また布製のおもちゃは、専門のクリーニング業者に委託して洗浄、除菌、乾燥まで行っています。
おもちゃのサブスクの洗浄方法
「おもちゃのサブスク」の洗浄方法は次のとおりです。
布素材のおもちゃは、 無添加、無着色、無香料の口に入っても安全な石けんで手洗いをおこない、その後十分に乾燥しています。
手洗いが難しいものは、アルコール消毒清拭クロスと洗浄クロスで拭き上げをおこない、綿棒で付着物の排除をしています。
木材のおもちゃは、 無添加、無着色、無香料の口に入っても安全な石けんやアルコールで消毒をしています。
プラスチックのおもちゃは、アルコール消毒清拭クロスと洗浄クロスによる付着物の除去と拭き上げをおこない、場合によっては表面を磨いています。
キッズ・ラボラトリーの洗浄方法
キッズ・ラボラトリーの洗浄方法は次のとおりです。
木製おもちゃについては、医療現場や介護施設で利用され、食材や調理器具にも使われている除菌水(プロトクリン・アクア)を使って丁寧に磨きます。
この後に、安全面を考慮して必要に応じてサンドペーパーでの研磨をおこなっています。
プラスチック製おもちゃについては、高温のスチームで必ず全体を高温殺菌します。
その後乾燥させ、木製のおもちゃと同様に除菌水(プロトクリン・アクア)を使って丁寧に磨いています。
布製おもちゃについては、界面活性剤や合成成分を含まないこだわりの安心安全な石鹸(洗濯用液体石けん)を使って手洗いします。
そして最終的なクリーニング行程で、「紫外線ブラックライト」と呼ばれる装置で紫外線を照射し、おもちゃに汚れが付着していないかを確認しています。
まとめ
おもちゃサブスクの主要各社は、乳幼児を持つ親がおもちゃのレンタルサービスの衛生面に不安を持っていることをよく理解しています。
だからこそそのイメージを払拭すべく、徹底した衛生管理を実践しアピールしているのです。
上記のとおり洗浄方法をご紹介した各社とも、安心して乳幼児が利用できるレベルと言えます。
現状がわからないゆえの不安を払しょくできれば幸いです。
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